厚生労働省内でケアマネ不要論があるのを知っていますか?

Pocket

komatta

スポンサーサイト

厚生労働省が考えているケアマネ像に追いついていない?!

以前から出ている「ケアマネ不要論」。今後この議論はどうなっていくかは、ケアマネ実務者やこれからケアマネを目指す方にとっては目が離せない議論となっています。

厚生労働省の「介護支援専門員(ケアマネジャー)の資質向上と今後のあり方に関する検討会」において、たびたび議論されており、この記事を読んでおられる方も読まれた事がある方も多いのではないでしょうか。

この中で・・・

「要介護者等となっても、高齢者が尊厳を持って、できる限り住み慣れた地域で生活を継続できるよう、地域包括ケアシステムを日常生活圏域で実現していくことが重要な政策課題となっている。」

さまざまなサービスを総合的に提供することが求められるようになってきておりまして、介護支援専門員の資質や、ケアマネジメントの質の向上に対する期待も大きくなってきている。

とケアマネに対する期待もありながら、その質が追いついていないという現状があり、研修制度を見直しケアマネジメントの質の向上に向けた取り組みをするべきであると述べられています。

「実務研修の時間数は、求められている介護支援専門員の知識や技術に比し不足しているとの意見もあることから、実務実習の充実や、実務従事者の基礎研修を必修化する」

「主任介護支援専門員についても更新制を導入し、更新時にしっかり研修を受けていただくことを検討すべき」

このような意見もあり平成28年度以降の試験合格者を対象にしたものや、あるいは今後の変更予定などが出ています。

・介護支援専門員実務研修(研修時間が44時間から87時間に増加)
・介護支援専門員専門研修(53時間から88時間に増加)
・主任介護支援専門員研修(64時間から70時間に増加)
・主任介護支援専門員更新研修(変更予定)

これ以上研修を増やすのか!

恐らくケアマネジャーすべてがこう思っているでしょう。まずは研修を増やすことよりも研修の内容を見直すべきではないのか。

そのような意見を持つケアマネジャーは少なくないと思います。

スポンサーサイト

厚生労働省が持っているケアマネジャーに対する意見

厚生労働省は、この「介護支援専門員(ケアマネジャー)の資質向上と今後のあり方に関する検討会」の中で、ケアマネジャーに対する厳しい意見が多く出ています。

これから厚生労働省資料から抜粋していきますので、ケアマネジャーの方は、これらに対して自分の業務ぶりがどうであるか見つめなおして頂きたいと思います。

1、介護保険の理念である「自立支援」の考え方が、十分共有されていない。
2、利用者像や課題に応じた適切なアセスメント(課題把握)が必ずしも十分でない。
3、サービス担当者会議における他職種協同が十分に機能していない。
4、ケアマネジメントにおけるモニタリング、評価が必ずしも十分でない。
5、重度者に対する医療サービスの組み込みをはじめとした医療との連携が必ずしも十分でない。
6、インフォーマルサービス(介護保険給付外のサービス)のコーディネート、地域のネットワーク化が必ずしも十分できていない。
7、小規模事業者の支援、中立・公平性の確保について、取り組みが必ずしも十分でない。
8、地域における実践的な場での学び、有効なスーパービジョン機能等、介護支援専門員の能力向上の支援が必ずしも十分でない。
9、介護支援専門員の資質に差がある現状を踏まえると、介護支援専門員の養成、研修について、実務研修受講試験の資格要件、法定研修のあり方、研修水準の平準化などに課題がある。
10、施設における介護支援専門員の役割が明確でない。
※厚生労働省「介護支援専門員(ケアマネジャー)の資質向上と今後のあり方に関する検討会」第6回資料より抜粋。

スポンサーサイト

介護支援専門員(ケアマネジャー)がどうあるべきかを問う前に

そもそもこのケアマネ不要論は、どこから出てきたものかと言いますと、特に先ほどの「介護支援専門員(ケアマネジャー)の資質向上と今後のあり方に関する検討会」に挙げられている内容が不十分であるために出てきたものといえます。

特によく言われるのが、
「御用聞きケアマネジャー」の存在
ですね。

そもそも自立支援のためにサービス調整を行わねばならないケアマネ業務であるにも関わらずに、利用者や家族の御用聞きだけで終わってしまっているケアマネが多いからだと言われているのです。

もしも適切なアセスメント、サービス調整などができていないというケアマネがおられるのならば、やはりそこは専門職として自身のケアマネ業務を振り返り、ケアマネジメントについてやはりもう一度しっかりと学び直さねばならないと思います。

また自身の所属している事業所においても、ケアマネジメント、ソーシャルワークについて深めていくためのシステムをしっかりと構築していくべきでしょう。

研修時間が増えることなどは大変異論は多いのですが、それはこのようなケアマネの状況が根底にあるということは、やはり自覚しておくべきことではないのかと、私は思います。

あなたもケアマネジメントをしっかりと学べる法人で働いて見ませんか?ケアマネ転職「MC介護のお仕事」公式サイトへ

スポンサーサイト

施設ケアマネの存在は不要なのか

先ほどの「介護支援専門員(ケアマネジャー)の資質向上と今後のあり方に関する検討会」の10番目の意見に「施設ケアマネの役割」について記載されています。ケアマネ不要論の中には、この「施設ケアマネ不要論」も大きく存在しています。

確かに施設ケアマネの役割が見えにくいというのは理解できなくはありません。

施設ケアマネの中には、「ケアプランナー」としてプラン作成だけに特化しており、ケアマネとして機能していない人というのも正直多いような気がします。

施設ケアマネは生活相談員がすれば良いのではないのか、という意見も少なくないと思います。

選任のケアマネが配置されている施設ならまだしも、介護職員と兼務でされているケアマネにおいては、なかなか本来のケアマネがどのような役割が必要なのかも理解できていない人も多いのではないでしょうか。

ならば、ソーシャルワークに長けている生活相談員が兼務すれば良いのではないかという意見。

これはある意味、もっともだと思ったりもします。

今すぐ在宅のケアマネジャーになる準備をしませんか?ケアマネ転職は「MC介護のお仕事お仕事」で!

スポンサーサイト

ケアマネも武装が必要な時代に!

ケアマネが生きていくのが難しい時代にはなってきます。これは間違いありません。

正直、このようなケアマネ不要論があるとはいえ、なくなるものではないとは思います。施設ケアマネの配置基準がなくなるなんて事は今度考えられるものではありますが。

ケアマネを取得すれば、ステップアップできるという時代は終わりました。ケアマネの求人を見ても、以前より給料が良くないような気がしませんか?そうです、もう完全に飽和しているのです。

ケアマネの合格率が下がってきているのも、これからのケアマネは優秀な人だけで良いと考えているからです。

みなさんは優秀なケアマネでしょうか。主任ケアマネを持っているから安心できるものでもなくなってきました。

ケアマネ不要論が再度湧きあがって来ないようにするためには、先ほども申しました個々のケアマネジメントを上げていく必要があります。それがケアマネにできる武装化になります。

ケアマネとして武装化していくためには、積極的にスキルを向上させることができる法人に所属する事が必要です。

みなさんの法人はいかがですか。

厚生労働省は、ケアマネ事業においても厳しい目を持っています。特にケアマネの成長については、事業所加算などでも判定するようになりました。みなさんお気づきですよね。

みなさんの法人もケアマネのスキルアップに力を入れていないのであれば、これから収入はどんどん減っていく事になります。ですので、ケアマネの法人選びはとても大切になってくるのは間違いないでしょう。

今からでも遅くはありませんので、ケアマネジャーの求人サイトに登録をして、現状のケアマネ求人がどのようになっているのか確認をしてみましょう。

みなさんはご存じでないかもしれませんが、ケアマネジャー求人サイトは求人を探すだけでなく、キャリアのあるケアマネジャーでしたら給与交渉などもしてもらえるのです。なかなか自身では給与交渉までできないと思います。

下記のケアマネジャー求人サイトがおススメです。
もちろん登録だけでもOKですし、利用はすべて無料です。

【MC─介護のお仕事】
登録は1分で完了します。
全国対応ですので、あなたの住んでおられる地域でも安心してご相談ください。

【スマイルSUPPORT介護】
登録はとても簡単です。
経験豊富な人材コンサルタントがヒアリングから条件交渉まですべてを完全サポート。