特別養護老人ホーム(特養)に早く入所したい人だけに教えます!

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特別養護老人ホーム(特養)の早期入所を実現する!~もう担当ケアマネジャーには任せられないという理由

在宅介護をされている方で、実際、特別養護老人ホーム入所ができなくて失望されているという方は少なくないと思います。

特養は、終の棲家としてはやはり安心できる場所でありますので、とても人気のある介護施設です。なかなか入所することができない、という情報を知りながらも、担当のケアマネジャーに特養への入所を相談してみるとこんな答えが返ってきます。

には、入所できないと思いますよ。みんな3年~5年待ってますからね」

「介護ができる家族がいれば、特養への入所は間違いなくできないでしょうね」

どうしよう・・・そう思いますよね。絶望される方もおられるかもしれません。

しかし、このケアマネジャーの返答は完全に外しているとは言いませんが、完全な正解であるとも言えません。そもそもケアマネジャーが特養入所について、何も分かっていない可能性もあります。

特養への入所申請をケアマネジャーにしてもらった後、

「いつ特養に入所できるのですか?」

と状況を尋ねたらこんな答えが返ってくることがあります。

「特養に状況などの問い合わせをすると嫌がられて入所が遅くなることがあるんです」

「特養からはまったく連絡がないですね」

「特養の入所はまだまだじゃないですか」

こんな返答が返ってきたら、もうこの在宅介護いつまで続くのかとやはり絶望される方も少なくないでしょう。

これは完全にケアマネジャーの怠慢と言えるでしょう。ご家族様の在宅介護の大変さをまったく感じておられないケアマネだからこその答えです。

先ほどのやり取りは実はフィクション(想像・架空)ではありません。

私が特別養護老人ホームで、入所の受け入れ責任者をしている時代に、実際にご家族様から相談を受けている時に聞いた話の内容そのものなのです。

このサイトでは特養の入所に関するリアルな情報だけをお伝えしています。

特養に入所したいという方には絶対にお読み頂きたい内容となっています。

特養入所の真実はケアマネジャーにも知られていない

私は以前、特別養護老人ホーム(特養)で入所受け入れ責任者を長きにおいてしておりました。

私はその当時、特養全職員の責任者をしておりました。兼務でケアマネージャーでもありました。

当時、特養は全国で57万人もの待機者がおられると言われていた時代で、私がいる特養においても年間に100人以上の入所申し込みがあったのです。そんな状況の中、在宅での介護に行き詰って、直接私どもの特養に入所相談に来られる方が、たいへん多くおられました。

上記のケアマネジャーとのやり取りはそんな相談の中からお聞きした言葉です。

一般的にケアマネジャーは当時から特養への入所は「少なくとも3年くらいは入所できないですよ」という方がたくさんおられました。しかし、現在よりも特養への入所が厳しかった当時であっても、早い人で入所申し込みから1週間ほどで入所される人がいます。

特養は緊急性の高い人から入所できるシステムなのです。

特養入所の相談に来られたご家族様に対して、特養入所とはどういうシステムなのか本当の姿を伝えてあげる事にしていました。実際のどのような介護をされているかお話を聞く事もたびたびあり、時には泣きながら相談に来らる人もおられました。

そんな大変な思いをされている方々にしっかりとどうすれば一番良いかという話をさせて頂きました。本当に、心から感謝され「肩の荷がおりました・・・・」と仰っていただきました。

しかし私はこのやり取りが不思議でなりませんでした。

ご家族様には担当のケアマネジャーがいるのに、なぜなんだろう・・・と思ったのです。

こんなやり取りの中で気が付きました。

在宅におられるケアマネジャーは特養入所に関する情報を知らないのだ、という事を。

特養入所には裏技はないのだが・・・

特養に早く入所する方法というものが、ちまたに多く記事として出回っています。内容としては正しいものは少ないといえます。

特養入所というものは総合的にシステムを分かっていないと、どうしても判定基準の違う地域では合わない内容となってしまうのです。

どうかいい加減な情報に惑わされないようにして頂きたいと思います。

ここでは何回も言っていますが、
特養入所の裏ワザは一切ありません。

例えば国会議員にコネクションがあるから早く入れるなど、そんな事があれば不公平になりますし、本当に特養に入所しなければならない人の入所が遅くなってしまうのです。

私自身も特養の入所判定委員会の委員長をしていた時代にはどんな議員からの申し出にもきちんとした対応をしてきました。

特養の申し込みは、原則担当のケアマネジャーが行います。

担当のケアマネジャーが特養入所の必要性があると判断して申し込みをするものだからなのですが、正直いって、ケアマネジャーにはさまざまな方がおられます。

正直、申込書を見て、入所申し込みを本気でするつもりがあるのだろうかと疑問に思う申込書も少なくありませんでした。

中には、家族からやいのやいの言われて、しぶしぶ特養への入所申込書を提出しているケアマネジャーもおられるのだと思います。

しかし当時の私が思うに、明らかに特養の入所システムを知らないと思われるケアマネジャーが多すぎる事に疑問を感じていました。

もしも特養入所のシステムをしっかりと知っているならば、このような記載はしないだろうと思われる特養入所申込書が多かったのです。

そんな疑問から私はひとつの決断をする事になりました。
「特養入所マニュアル」の作成です。

これを当時所属している特養の同僚たちや別の特養の責任者などに相談したところ、困っている人たちのためになるのでは、という意見が大多数でした。

それがのちに発表し、新風舎出版賞優秀賞を受賞する事になった「特別養護老人ホームの早期入所を実現する!~もう担当介護支援専門員(ケアマネジャー)に任せられない!」なのです。

養入所のシステムや制度は、特養の入所担当者であってもなかなかすべて把握することは難しいものですが、それを出来る限り分かりやすく解説する事にしたのです。

これを発表した2006年以降、あらゆる高齢者福祉関係者からコメントを頂きました。「応援します!」というものも多かったのですが、

「いい加減な内容を発表するな!」

というお叱りもありました。

当時から私は説明しているのですが、特養に入所するための裏ワザというものは存在しません。それを裏技的な内容であると受けとられて、わざわざ「特養の入所に裏技はない」という発表をされた某施設の施設長もおられます。

最近では、「特養」「早く入るには」というキーワードなどで検索するとさまざまな記事が出てきます。私自身もさまざまな記事を読むようにしているのですが、いまだに総合的に特養の入所のシステムについて分かりやすく説明しているものはありません。

それは、特養の入所がそもそも統一的なものはなく、特養への入所の判断についても、個々の特養の入所判定委員会が行っているからにあります。

ようするに特養によって、入所の基準が微妙に違ってくるのです。そこをそもそもみなさんに知っておいて頂く必要があると思います。

特養入所基準や条件は厚生労働省の指針に基づいている

特養の入所基準や条件については、インターネットで検索するとさまざまなものが出てきます。

行政関連のものが多いのですが、一般の方に記事を読んでみると、ほんのさわりくらいの情報しか記載されていないので、ここでは実際にどのような基準や条件で特養入所の判定を行っているか、どこよりも詳しく、またもともと特養入所判定委員会の委員長をしていた私だから言えるリアルな部分をお伝えしていきたいと思います。

特養の入所基準や条件については、インターネットで検索すると、特に行政関連の情報がたくさん出てくると思います。

例えば京都市に住んでおられる方なら「京都市介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の入所指針について」というものが出てきますし、みなさんの住んでいる地域にもこの特養の入所指針が出てくると思います。

この各市町村が出している特養入所指針というものが、各特別養護老人ホームにおいて入所の判定をされている指針となっています。

ではこの特養入所指針は各市町村によって違うのかと言えばそうではなく、一緒の内容となっています。この各市町村の特養入所指針というものは厚生労働省が発表している「指定介護老人福祉施設等の入所に関する指針」を基に作成されたものだからなのです。

ですので、大きく言えば、すべての特養は厚生労働省が出している特養入所指針に準じて入所の受け入れを行っているということで、大きく違いはないという事が言えます。

しかし細かく言えば、特養入所の申込用紙が違うということが、各市町村、各特養の入所基準の違いにつながっているといっていいでしょう。

特養に入所するためには、専用の用紙に必要事項を記載して入所したい特養に提出します。ここで市町村によっては若干ルールが違っていたりもしていて、役所に申込書を提出するというところもあります。

各特別養護老人ホームによって入所基準や条件が若干違う?!

この特養入所の申込書が市町村によって違う様式になっていると言いましたが、この様式を使ってどのように入所の判定をされているかを知ることがとても特養入所には重要な事になります。大きく分けて判定方法は3種類あります。

1つ目は、この特養入所申し込み書を基に点数化を行い、点数順に入所順位を決定するという方法を取ります。仮にここでは点数方式と言います。

点数方式は例えば、現在在宅においてどれくらいのサービス量を導入しているかなどをすべて数値化します。点数が高ければ入所の順位(入所待機者の順位)が高くなります。ということは、いかに点数を高めるかについて考えることが特養に入所することが早くできるといった事に繋がるというわけです。

2つ目は、特養入所の判定方法を委員の合議により決定するものになります。合議方式と呼ぶ事にします。点数化するとどうしても点数にかくされた大変さというものが反映されなくなるというデメリットが存在します。

例えば認知症が重度で、なかなか在宅サービスが導入できないという方もおられます。そのような方は特養に早く入所しなければならないのかもしれませんが、実際には点数が上がらなくて難しいという問題がでます。そこで合議による判定では、入所判定委員会のメンバーがそのケースについて専門的に話し合いを行う事で、隠された微妙な大変さを専門的な見地から判定する事が可能となります。

3つ目の特養入所の判定方法は、先ほどの点数化方式、合議方式をミックスして行うものになります。点数で判定していい部分、合議で判定した方がいい部分にわけて判定します。

一見合議式というものも良さそうには見えるのですが、1件にかかる時間が大変長時間になるケースもあり、なかなか判定が最後まで終わらないという事があります。そのために双方の判定方法の良い部分を取って、入所の判定をしているのです。

特別養護老人ホーム(特養)への入所は申し込んだ順番ではない!

特別養護老人ホームは全国で6000以上の施設が存在するようです。

単純計算で言うと1施設あたり、90名弱の待機者がおられる計算になります。しかし特養の現状を聞くと、数百人の待機者がおられる特養も、少なくないのです。

そもそも特別養護老人ホームの入所はどのように決定されるのでしょうか。

各都道府県によって違いはあるものの、各特養での入所判定委員会にて入所を決定されることになります。

特養入所の窓口が必ずおられます。各施設によってこれも違いがありますが、生活相談員や施設ケアマネジャーが窓口になっているところが多いです。

特養への入所申し込みは基本的に特養の施設長あてに申込書を提出することが多いのですが、実際には、窓口になっておられる方が受付の処理をします。

受付処理された特養への申込書は、各特養での入所判定委員会の判定を待つことになります。

入所判定委員会の判定を待つ期間はどれくらいか?

各施設によって違いますが、入所判定委員会は、おおむねひと月に一度程度開催されることが多いです。だからと言って少なくともひと月後には判定されるというものでもありません。委員会には時間の制約もあるために、ひと月で処理できる件数も限られています。

そのために申し込みの多い施設では、入所判定までに数カ月かかる事もあるのです。

委員会での入所判定は、出席委員の合議で決定します。なぜ合議かというと、だれかの権限で特養入所の決定ができない、原則ではこのようになっています。

この合議によって特養入所の必要性や、待機者の順番が決定します。

そうです、入所が必要ないと判断されれば、待機者にもなりません。待機者となったとしても、待機者の順番は、1番になるのか、10番になるのか、100番になるのか、それは委員会の合議によって決定するのです。

特養入所のポイント「緊急性」とは何か

特養に入所するためにはそもそも入所したい人が、入所したい特養に申し込みを行なわねばならない事になっています。その際に、特養への申込書は基本的に担当のケアマネジャーが記載することになっています。

どの特養に入りたいかについては、基本的に特養に入所したい人が選ぶことが出来ることになっています。住んでいる地域の方しか入所する事ができない地域密着型特養が最近は多いですが、地域密着型特養であってもその自治体にある特養へはどこにでも申し込みが可能です。

しかしそんな時に担当のケアマネジャーから

特養に入所するには申し込みをしてから3~5年かかってしまいますけど大丈夫ですか?」

などという言葉を聞いてしまう人がおられます。

先ほども申しましたがそのケアマネージャーの意見には本当は明確な根拠はありません。

しかし在宅介護をされているご家族様からすれば、信頼を寄せざるを得ないケアマネジャーにそのように言われれば、言われたとおりに聞くしかないと思います。

その昔、特養の入所が順番性の時代がありました。

申し込みをしていれば、いつかは順番が周ってくる、そんな時代があったのです。その当時は、元気な間に特養への申し込みをしておいて、もっと介護が必要になる頃に特養の入所の順番が周ってくる、そのように言われていたのです。申し込みから3年ほどかかるというのは、この時代よく言われていた事なのです。

現在は特養の入所は申し込み順番制ではありません。「緊急性の高い方から」順番に入所するとシステムに変更されているのです。

この「緊急性」について在宅ケアマネジャーで説明できる方、おられるでしょうか?

この特養入所に必要な緊急性について、特養もあるような大きい法人であれば、在宅のケアマネジャーもうっすらと分かるのかもしれません。しかしケアマネジャーとしても、何かの研修で特養入所について学んでいるものではありません。

実は方にまったく知られていないどころか、ケアマネジャーであったとしてもまったく知り得ていないのが現状だということなのです。

特養入所は絶対に「できる」ケアマネジャーに!

要するに特別養護老人ホームには「緊急性」がないと入所できないという事になっています。
「特養入所の緊急性の条件」

これを理解しなければ特養には早く入所するということができません。

この「特養入所の緊急性」を理解しているケアマネジャーは、それを申し込み時のテクニックとして自身の担当している利用者の特養入所に成功しています。

「いや、特養の入所指針は厚生労働省が作られているもので、各特養は入所の緊急性を独自に判断しているので、そんなテクニックは存在しない」

そんな事をおっしゃる方もおられます。これは間違いではありません。

しかし、そんな事すらも知らないケアマネジャーが多いのが事実であって、
特養独自の判断基準があるのなら突破口はあるはずだと、
力のあるケアマネジャーは考えています。

「ベテランの介護支援専門員(ケアマネジャー)が担当であると、特別養護老人ホーム(特養)への入所が必要となると、何をしなければならないか、ポイントをきちんと押さえている。連携を図らなくてはならないところもきちんと押さえている」

私の特別養護老人ホームの責任者の経験からいうと、これは正解と言えるでしょう。

なぜか。

それは連携調整を図る力にあります。

特別養護老人ホーム(特養)の申し込みは、専用の申込書(1~数枚)に必要な内容を記載して、申し込みたい特別養護老人ホーム(特養)の施設長あてに提出いたします。

これだけのことで、入所を勝ち取ろうとするケアマネとそうでないケアマネには差がでます。

まず記載内容からいきます。入所を勝ち取ろうとするベテランケアマネは、内容がぎっしりともれなく書いてあります。別紙なども添付して、在宅で生活できない理由、早く特養入所をしたい理由など、わかりやすく、かつぎっしりと書かれています。

そうでもないケアマネの記載内容は、必要なチェックのみしか記載されていない。酷ければ、必要な個所もしっかりと書かれていない。字が雑。読む人のことを全く考えていない。

提出方法を言いますと、入所を勝ち取ろうとするケアマネは、特別養護老人ホームに直接持参されます。入所担当者にあって、直接どれだけ特養入所が必要かアピールされます。

直接来られない場合でも、郵送の前後に電話連絡が入ります。電話にてしっかりとアピールされます。

だからこそケアマネジャー任せにしてしまうことは良くないのです。

とはいえ特養入所の事なんてケアマネージャー任せにするしかないでしょう。介護保険のことすらなかなか理解することが難しいのに、特養入所の事になると1から10までケアマネジャーに任せざるを得ないでしょう。

そのように任せきりになってしまうと・・・

必ずしも担当ケアマネが特養に早く入所出来るように働きかけてくれているかと言えばそうではない。

特養への入所の申し込みをしたまま、ほったらかしにしている。

そんな事も少なくないのです。

そうでもないケアマネの提出方法は、郵送して終わりです。

特養入所の受付担当も人間です。直接アピールされ、どれだけ在宅で大変なのかアピールをされたら、何とかしてあげようと思ってしまうものです。

特養に空きがある!?では入所できるのか!

さて話は長くなりましたが、近年、特養の入所に関する環境は様変わりしました。

なぜなら、
特養の4分の1は空きが出ている状況
にあるからです。

特養の入所をお待ちになっている方は全国で36万6千人おられると発表されています(2016年4月現在)。

ピーク時では52万人とまで言われていましたので、約16万人減少したという事ではありますが、これは特養に入所できる方が原則要介護3以上となったという事が理由にあります。

単純に要介護2以下の人が待機者におられなくなったというだけと考えても良いでしょう。

もちろんこの減少が喜ばれるべきものではありません。それは要介護度が低くても世話の大変な人たちの行き場がなくなったということにあります。同時にこれは家族の負担が増えたと言い換えることができますし、介護離職をなくすという政府の政策と逆行している状況が存在します。

空床がある特養も多くあります。

要介護3以上の入所希望の方がおられない特養が多くあり、入所者を求めて相談員などが居宅介護支援事業所などに営業回りをしている状態なのです。

このギャップ、みなさんはいかが思われるでしょうか。私自身は特養入所は介護度の軽度、重度とは関係なく、在宅生活ができない利用があれば入所勘案すべきであるという立場です。軽度であっても在宅生活ができない利用はきちんとあります。

それでも特養に入所することは難しいという状況は、今も続いていると言わざるを得ません。

インターネットで検索してみると安易に「特養へ早く入所できる方法」という記事が多くありますが、それほど簡単な状況ではないという理解をしてもらいたいと思います。

参考:厚生労働省 特別養護老人ホームの入所申込者の状況
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000157884.html(平成30年2月5日参照)

特別養護老人ホーム(特養)の入所の現状はこうだ!政府はこの現状で本当にいいと思っているのか!

特別養護老人ホームの入所は原則的に要介護3以上に限定されました。認知症と家族の会、老人施設協議会、介護福祉士会などは反対を表明してきたのですが、決定したのです。

なぜこのような制度になったかというと、この制度が施行されるまでは特養の待機者が52万人と言われており、入所を希望しているのにも関わらず、在宅生活を余儀なくされている重度の要介護状態の方が多くおられたのが理由です。

このような方にはいち早く特養に入所して頂き、要介護1・2の方においてはいつまでも在宅でサービスを受けながら自宅で生活を続けて頂きたいという事です。

もちろん要介護1や2の方においても入所が認められることもあるのですが、要介護1や2の「軽度の要介護者」が特養を利用する最大の理由は「介護者不在、介護困難、住居問題等」であり、「低所得高齢者の住まい」対策で対応できると説明されてきました。

政府が考えている「高齢者向け住まい」は、低所得・低資産高齢者のため「低廉な家賃の住まいの場として、全国で増加傾向にある空家等の既存資源の有効活用」、「養護老人ホーム、軽費老人ホームの新たな役割や在り方について」、「有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅の適正な運用と情報提供体制の充実」の3点で対応可能であるとしてきました。

懸念されてきたのが軽度者で在宅生活が厳しい方であります。

要介護度が軽度であれば在宅サービスを受けて生活が継続できるかというと、一概にそうとは言い切れません。身体機能が比較的しっかりされている方でも認知症という方は多くおられ、そのような方は軽度に判定されることも多くあります。

このような方たちが「介護難民」として、医療施設への実質「社会的入院」や老人保健施設を数か月で転々と移り住むようなケースが輪をかけて増えてきています。またそこへも入所できない方は無届けホームへ行かざる得ない状況も出て来ているようです。

さらにそこへも入所できない方については家族の負担が増大している現状があります。

政府は公費負担を増やしていくべきです。それが安心して生活できる社会の実現ではないのでしょうか。介護給付は減額の方針が出されていますが、介護を切り捨てていると認識されてもおかしくない状態ではないでしょうか。

特養への入所申込書の真実

特養への入所は専用の申込書があります。

この申込書は、各市町村によって様式が異っておりますが、だいたいどの市町村でも1~3枚程度の専用の申込書に本人や家族の状況を記載しなければなりません。

ということは、

この1~3枚の入所申込書によって「特養入所の緊急性」が判断されている

という事になります。

特養の入所担当者は、この入所申込書の内容を自身の目で確認するようなことはありません。
それは、特養への入所が決定した後からになるのです。

となると、入所申込書の書き方次第では入所できる順番が大きく変わってしまう可能性があるということになります。

しかしそこで考えておかねばならない事があります。

ケアマネジャーが特養入所申込書の書き方を習っているわけではない、という事です。

もちろん、そのお年寄りの現在の在宅での生活状況を詳しく記載されるでしょう。でも実際の申込書を見ると、本当に入所したいとケアマネジャーの意思を感じられない入所申込書も多くあるのが実態です。

だからこそ、特養に入所するためには・・・

どのような流れで特養の入所が決定されるのか

どのような基準で特養の入所が決定するのか

例外的に特養に入所できるシステムはないのか

など、知っておくことがとても大事なのです。

そのような思いから、私は今まで明かされてこなかった特別養護老人ホーム(特養)入所に関する情報を一般に公開することにしました。

・在宅介護でお困りの方

・特養入所についてお知りになりたい方

・難ケースを抱えて困っているケアマネジャーさん

すべての方に見ていただきたい情報になっております。
なお、この情報は、第28回新風舎出版賞ノンフィクション部門において優秀賞を受賞した作品となっています。3000作品を超える中から優秀賞を頂いています。

是非ともご覧いただきたいと思っています。
発表が2006年で、当時と比べて制度改正もありましたが、それでも考え方としてまだまだ使える内容となっています。

第28回新風舎出版賞ノンフィクション部門優秀賞受賞作品!

「特別養護老人ホームの早期入所を実現する~もう担当介護支援専門員に任せられない!」


前作をさらに分かりやすく解説!特養入所の入門書!

「特養が必要だと感じたら~特養早期入所マニュアル」

特養入所を考える会
代表 猪木 文一

【第28回新風舎出版(現 文芸社)ノンフィクション部門優秀賞受賞】
私どものお伝えしている情報が出版業界にて高い評価を得ています!

(出版社講評全文)
「特別養護老人ホーム(正式名・介護老人福祉施設)とは、日本で最も多い高齢者施設のことで、2007年現在で全国に焼く6千施設、入居者約40万人、待機者約50万人程度といわれている。

明確な基準がないまま入所の順番をただ何年も待っているケースが多いわけだが、最近に見る高齢者虐待や、核家族化が進む中での在宅介護など、本当にこの施設を必要とする人が早期入所を実現するにはどうしたらよいか、それをホームの現場責任者側から分かりやすく説明している。

判定方法の制度や入所申し込み時のテクニックなどさまざまな事例で紹介しているため、基礎知識としても非常に勉強になる。同時に在宅介護を支える介護支援専門員が果たす役割、抱えている問題、質の向上についても問題提起しており、その解決こそがよりよい福祉政策への第一歩であることが分かる。現在必要性が叫ばれている「個別ケア」や「ターミナルケア」への取り組みについても描かれており、高齢者を抱える家族にとっては必読の書となるだろう。」

(「特別養護老人ホーム(特養)の早期入所を実現する!〜もう担当介護支援専門員(ケアマネジャー)にはまかせられない!」講評より)

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