良い介護サービス事業所の判断基準のひとつ「有給取得率」のリアル

Pocket

介護職員の有給取得率のリアル

介護職員のなり手が少ないと言われています。これには、様々な要因があると思いますが、一般的には
「給料が安い」
「介護業務がたいへん」
「介護現場が人員不足である」
「離職率が高い」
「人員不足のために休みが思うように取れない」
などと言われることが多くあります。
 
介護業界がすべてこの通りであるならば、これから介護業界の未来はないでしょうし、そのような介護サービスに大事な家族の介護をお願いするわけにはいかないでしょう。
 
一般的に言われるこのイメージというものは、もちろんこの根拠はあるのですが、それほど全産業と比べると悪くないものもあるのが事実で、むしろ全産業よりも介護業界の方が、良いデータが出ているというものもあるのです。
 
その1つに
「有給休暇取得率」
があります。
 
ここでは、有給休暇取得率が高い職場は、良い介護現場であるというお話をお伝えしたいと思います。
 
 

介護業界の有給取得率は全産業平均よりも良いって?

先日、介護職員等で構成されている労働組合である「UAゼンセン日本介護クラフトユニオン」が独自の調査で発表された介護現場における有給休暇取得率を発表されています。
 
発表された介護業界の有給休暇取得率は56.8%。この数字は、組合員に対してのみされた調査であるために、介護業界全体となると誤差は生じるとは思いますが、この数字は実は低くない数字です。
 
厚生労働省から平成28年度に発表されている全産業の有給取得率の平均値は、1000人以上の職員がいる企業においてみても54.7%となっています。事業規模がさらに小さい企業になればなるほど、この有給休暇取得率は少なくなっていく傾向にあります。
 
労働組合の調査と厚生労働省の調査を単純に比べることは間違っているとは思いますが、介護業界において休みが取得しにくいという一般的なイメージについては、それほど正しくないものであるとも言えるでしょう。
 
ここで言いたいのは、「だから介護業界は素晴らしいのだ」ということではなく、
介護業界にも職員のためにしっかりと必要な取り組みを行っている介護サービス事業所は存在するのだ
ということ言いたいと思います。
 
もちろん有給休暇を取得させることは企業の義務です。取得できないのであれば、それ自体が問題であることは間違いではありません。
 
しかし実際問題として、介護サービス事業所はギリギリの人員で行っているところがほとんどで、その中で有給休暇の取得を推進するのは難しいのです。それでも取得を高めようと努力している介護サービス事業所は介護職員のことを真剣に考えている良い事業所であると言えるでしょう。
 
 

介護職員のレスパイトを考えている事業所が「良い介護サービス」である理由

在宅介護において、
「レスパイト」
という言葉があります。
これは、介護者の休息のことになりますが、これは何も家族などのことだけを指すのではなく、介護職員に対しても必要な考え方となります。
 
現場に職員が足りないからといって、単に職員に残業を命じるだけであれば、やはり職員は疲弊しますし、どれだけ介護に対して思いがある職員であるとしても、やはり介護業務が荒くなったり、酷くなれば虐待を起こしてしまうという事も介護サービス事業所側は考えておかねばなりません。
 
職員を守ることが、利用者を守ることに繋がります。
良い介護施設を選ぶには、職員を大事にしている介護施設を選ぶのが良いでしょうし、良い介護サービス事業所で働くためには、有給取得率の良い介護サービス事業所で働くことであるとも言い換えることができるでしょう。
 
 

有給取得率の良い介護サービス事業所を探すには

介護業界への介護サービス事業所の有給取得率は、介護転職サイトでも教えてくれたり、調べてくれる介護転職サイトもあります。
 
こちらの介護転職サイトがおススメです。
登録は1分でできますし、完全無料です。
 
詳しくはこちらのサイトに掲載しております。
ぜひご覧ください。