【看護師転職】看護師に重要な「夜勤の実態」から見た良い病院とは!

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看護師として長く務めるのに重要な「夜勤の実態」とは!看護師転職を考えてみる!

看護師として長く務めるのに重要な「夜勤の実態」

看護師のみなさんは転職をお考えの方も多いと思います。

病院に務めている8割ほどは
「辞めたい」「転職したい」
と思っているという調査結果もあるほどです。

転職理由は様々あるとは思いますが、その離職原因のひとつに「夜勤」の存在があります。

もちろん病院での勤務になりますと多くは夜勤も当然ながら存在しますし、夜勤があるからこそそれだけの給料が反映されるので、病院を選んで勤めておられる方もおられるでしょう。

しかしみなさんご存知の通り、看護師は大変な人材不足となっています。人員不足で夜勤の回数が増え、しかも夜勤明けの残業も多い病院もたくさんあるのが現状です。

しかしそんな現状を打開するために
「夜勤72時間ルール」
というものができました。

看護師の夜勤72時間ルールとは

みなさんは看護師の「夜勤72時間ルール」というものをご存知でしょうか。

これは、夜勤も含めた交代勤務を行う看護職員が、夜勤の時間が増大しすぎないように抑制の基準として定めた時間です。

「夜勤72時間ルール」は、「夜勤をしている看護師の時間」から「夜勤をしている看護師の人数」で割った数字が、72時間を超えてはならないというもので、この基準を超えてしまうと、診療報酬に大きく関わってしまうことになります。

もう少し細かく言いますと、入院基本料を請求するためには、この「夜勤72時間ルール」を守らないといけないことになっています。

そもそもこの「夜勤72時間ルール」が制度としてできた背景には、
離職率が関係している
と言われています。

この夜勤時間が72時間を超えた看護師が多い病院では、急激に離職率が高くなる傾向があることが分かっています。

夜勤に入ることで、自らの給料に反映されるとしても、やはり
人員不足により夜勤の回数が多くなったり、
夜勤明けでの残業時間が多くなってしまったり、
そのような事が続くことで体調を崩してしまう看護師も多くなり、精神的にも肉体的にも疲弊してしまうのです。

それでいてそういう病院であれば、休憩時間も満足に取得できないところも多く、また休日においても委員会活動などもあり、まったく自分のプライベートの時間が取れないという状況があります。

残業代が認められないという病院も多いようです。

夜勤と離職率の関係を数値化してみる

ちなみにこの「夜勤」と「離職率」の関係を数値化してみると、「夜勤72時間」を超えた看護師の割合が10%未満の病院では、

離職率が8~9%程度、

同じく72時間を超えた看護師の割合が50%を超えた病院では、

離職率が13%程度

まで跳ね上がると言われています。

看護師全体での離職率を見てみますと、2016年での調査では、
常勤で10.9%
という数字が出ています。

この数字と先ほどの夜勤との関係を見比べてみると、この「夜勤72時間ルール」がいかに大きいものであるのがわかると思います。

離職したくなければ夜勤の多いところは辞めておこう

この数字から見てみますと、病院での看護師として長く務めたいという希望をお持ちの方でしたら、間違いなく
「夜勤の多いところは辞めておいた方がよい」
という事ができると思います。

さて数値化されたものだけみると、夜勤の多い病院は離職してしまうリスクが高い病院であるということがわかりました。では実際に夜勤の多い、少ないはどこで確認すればいいのでしょうか。

看護師配置基準を把握してみる

診療報酬に看護師の配置基準があることはみなさんもご存じだと思います。

2006年に制度化されたものですが、入院基本料に「7対1」の看護師配置基準が設けられました。7対1と言うのは
患者7人に対し、1人の看護師を配置
しなければならないというものです。

この7対1の基準が始まる前には、病院の人事担当者が「相当厳しい」と漏らしておられたのを思い出します。この人員不足の中、その基準を満たすことは大変難しいのです。

逆に言えば、
7対1を満たしている病院であれば、人員をうまく確保されている病院
ですので、そういう意味では夜勤の72時間ルールも当然ながら守られていると考える事ができます。

転職を検討している病院があれば、人員配置がどうなっているか調べれば良いでしょう。

では人員配置がどうなっているのか調べるには

常時、求人募集を出しているような病院では、相当看護師の確保に困っていると考えられますが、実は常時求人を出している病院というのは多くあります。

逆に言えば、たまにしか求人が出ていない病院であれば、ある程度人員確保ができており、さらに離職の少ない病院ですから、ある程度安心できる病院ではないかと思います。

この点について詳しく調べるには
看護師求人サイトを利用することが良い
と思います。

担当のコンサルタントに聞くと、ある程度の病院の情報は把握している事も多いですし、実際に病院に出向き調べてくれたりもします。ハローワークや求人広告では分からない情報も持っていることが多いですので、大いに活用しましょう。

また未公開求人などの情報もありますので、これから転職される方はぜひ登録だけでもされてはいかがでしょうか。

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